はつらつだより
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国語「私と本」でPOP作成しました
2025.06.26
6年生の担任から「中高の校舎へ児童を連れて行ってもいいですか」という問い合わせがありました。「どうして??」と聞いてみると「国語でPOPを作る授業をしているのですが、中高の校舎に掲示された中学生がつくったPOPを児童と一緒に見学に行きたいです」とのことでした。
教科書に「私と本」という単元があります。本との関わり方、考えの深め方、調べ方などについて書かれています。教科書では最後に友達と内容を共有してみようという内容でブックトークに繋げています。
単元の内容を終えた担任は、授業の中で気が付いた子どもたちの読書量の少なさが気になり、もう一歩踏み込んで授業を展開してみようと思いついたそうです。
POPづくりは、スモールステップで進めていきます。児童にまずは紹介したい本を選んでもらいました。次に「どうしたら相手にその本の良さが伝わるか」を相手の気持ちになって考えさます。具体的な作業は、本を簡単な一言で表現する(キャッチフレーズ)、そこから伝えたいことを短文で表現する(コメント)、最後に工夫をして実際に創ってみる(POP)という流れです。
担任はPOP作成を通して本の話題が教室内に自然に生まれるようにしたかったようです。
児童は作成中から、友達の作品が気になって、「この本、うちにもある」「わぁ、読んでみたい」と、楽しそうに作業を進めています。すでに担任の思いが伝わっている様子です。
今日、6年生が見学にいった中学校のPOP展は中学校1年生が入学前課題で作成したものです(https://www.shinagawa-shouei.ac.jp/jhhs/topics/3999/)。
同じ敷地内に中学校も高等学校があるっていいものですね。