おはようございます。いよいよ修学旅行最終日です。昨日と宿は変わりましたが、昨日の学びを活かして早々に朝の準備を終えて、朝食の配膳を待っています。宿泊研修を通して少しずつ成長していく子どもたちと時間を共にできるのは引率者の喜びでもあります。今日はどんな姿を見せてくれるか楽しみなスタートです。

朝食で、「お味噌の器が開きません。なぜでしょう？」という問いから、物質の膨張と収縮について理科の復習です。そこにどうしたら簡単に開くかの生活の知恵が加わった学びの時間となりました。この後、宿を出て清水寺へ向かいます。

退館式にて、お世話になった方々にお礼を伝えて、清水寺へ向かいます。本日は快晴です。清水の舞台は万博の大屋根リングの元となる工法と聞いて学びが広がります。そして、音羽の滝では、それぞれが願いを込めてお水を口にしました。向かって右から「健康•恋愛•学問」にご利益があるそうです。

金閣寺を見学してきました。人混みの中では、行動班の協力と班長の点呼が全体の動きを左右しました。暑い中で子どもたちはよく頑張りました。

最後の見学地は二条城でした。うぐいす張りの廊下はカーペットが敷かれていましたが、ちゃんとキュッキュッと音がします。子どもにどうでしたか？と聞くと、「大政奉還のシーンを見ることができました。」「掃除や修復されている方がとても丁寧な作業をしてました。」と、それぞれの視点で見学していたようです。

いよいよ京都駅へ向かいます。

京都駅でお土産を購入しました。誰へのお土産なのかな？じっくりと吟味しています。京都駅は修学旅行の学生団体がごった返す中を全員無事に新幹線に乗ることができました。たくさんのお土産を持って笑顔で品川へ帰ります。

品川駅の構内にて解散式を行いました。こうやって見てみると行く前とは集団のレベルが変わったように思います。そして、この2泊3日で学んだことや新たにわかった課題を明日からの学校生活に活かしていこうと代表児童の言葉がありました。修学旅行も子どもたちにとっては通過点です。

解散式を終えて、お迎えに来てくださった保護者の皆さんのところへ。さて、昨夜までは仲間たちとの楽しい夕食でしたが、今夜はご家族でどんな思い出話をしてるのかな？ご家族の皆さんが話す子どもの様子を見ながら、成長を感じていただければなによりです。