品川翔英幼稚園

品川翔栄小学校

はつらつだより

はつらつだより

はつらつだより

それぞれの学年が輝いた音楽会

2025.11.25

何事においても、これまで積み重ねてきたことを本番でしっかり発揮できるかどうかが大切です。しかし結果がすべてではなく、これまでどれだけの時間を費やして、どれだけ熱く向き合ってこられたかが何より大切です。クラスメイトと時にはぶつかり、うまくいかずに悔しい思いをしながら、それでも投げ出さず今日の本番を迎えたことでしょう。うまくいくかどうかは勝負の世界と同じで、時の運に左右されることもあります。その中で、自分の努力を信じて壁を越えようとする姿勢こそが、児童たちを大きく成長させてくれます。

本日、大井町きゅりあん大ホールにて音楽会を開催しました。1年生は初めての大舞台に緊張や不安を抱えながらも、どこか楽しそうに目を輝かせている姿が印象的でした。2〜5年生はこれまで経験を重ねてきた慣れ親しんだ会場で、そして6年生にとっては小学校生活最後の音楽会として、この日のために積み重ねてきた練習の成果を胸にステージへ向かいました。

午前中のリハーサルでは、学校の講堂とはまったく違う広さや響きに戸惑い、声が客席まで届きにくかったり、動きのタイミングが難しかったりと苦戦する姿も見られましたが、児童たちは自分で考え、仲間と確認し合いながら一つひとつ課題に向き合っていました。そして午後、いよいよ本番を迎えると、どの学年も堂々とした姿でステージに立ち、これまでの努力を力に変えて演奏を届けてくれました。

出番以外の時間には係の仕事を丁寧にこなし、仲間の演奏を真剣に見守る姿も多く見られ、児童たちの成長が会場のあちらこちらに感じられました。最後に歌った校歌は会場全体に響き渡り、柴田校長からも「みんなが元気に歌ってくれて本当に嬉しかったです」との温かい言葉がありました。

講評では、5年生がトップバッターとして会場の雰囲気をつくり上げたこと、3年生が「おはようのエール」で前向きな気持ちをしっかり伝えたこと、1年生が初めての舞台ながら落ち着いて「ありがとうの花」を歌い上げた姿が紹介されました。4年生は「10歳を迎える日に」を心を込めた歌声と安定した器楽の演奏が評価され、2年生は集中した演奏と合奏で会場を一気にクリスマスの雰囲気へと導いたことが称賛されました。そして6年生は助け合いの心が光り、難曲のモーツァルトメドレーを見事に演奏し、「どんな中学生になるのだろう」と期待を抱くほど頼もしい姿を見せました。

今回の音楽会では、「仲良くすること」「最後まで粘り抜くこと」「練習の成果を発揮すること」という三つの目標を掲げていましたが、どの学年もその目標を立派に達成していました。また、音楽やスポーツなどの活動が児童の“非認知能力”を育むうえでも非常に重要であり、この小学校時代に多様な経験を積み重ねていくことを大切にしていきたいという話もありました。

そして今日の経験は、次のステップへとつながっていきます。これから児童たちは、次の大きな目標である「なわとび大会」に向けて、また明日から新たな一歩を踏み出していきます。

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