生活の授業では、自分のまわりのことをどれだけ自分でできているか、お家の人にどれだけ助けてもらっているかを書き出し、１週間の「お手伝いチャレンジ」に取り組みました。

家での実践では「ありがとうと言ってもらえてうれしかった」「自分にもできることが増えた」など多くの気づきが生まれ、その経験が児童たちの自信につながっています。

この学びは学校でも広がり、そうじも自分たちの力で進んで行えるようになり、児童たちの姿に頼もしさが増しています。係の仕事を進んで行ったり、友だちへ優しく声をかけたりした場面を「花丸」として積み重ねるクラス文化へとつながっています。

さらに、友だちのよいところを付箋に書いて本人に伝え、教室に貼り重ねる「いいねメッセージ」を実施し、教室の壁には温かい言葉が数えきれないほど並びました。

家庭での積み上げが学校でのいいねにつながり、クラスメイトの心が動き、優しさが循環する１週間となりました。「できた」と「いいね」を積み重ね、心に優しさが育つ１週間となりました。

継続して、勉強のほかに「自分でできること」を増やしてほしいです。

学習面でも、漢字の学習で「AAA」を目指して枠外まで練習したり、気をつけるポイントを書き込んだりと、意欲的に取り組んでいます。

国語では、本文に自分で考えたことを書き込みながら読み進めることができるようになってきました。

児童たちの「もっとできるようになりたい」という強い思いが、こうした日々の成長につながっているのだと感じています。

一人ひとりの努力と頑張りを認め合うため、クラス全員を表彰しました。互いの成長を喜び合いながら、これからも学びと挑戦を積み重ねていきたいと思います。