5年生 林間学校二日目
林間学校二日目の朝は、6時30分にスタート。山中湖の朝はひんやりとしており、澄んだ空気がとても心地よく感じられます。曇り空ではありましたが、富士山を望むことのできる屋上で朝礼を行いました。普段から親しんでいるラジオ体操も、この場所で行うとどこか特別なものに感じられ、気持ちのよい朝のスタートとなりました。ただ、この日の天気予報は曇りのち雨。空模様を気にしながらの始まりでもありました。
9時過ぎにセミナーハウスを出発し、湖畔ハイキングへ向かいました。湖畔の道をしばらく歩いていると、やがて雨がぱらぱらと降り始めました。子どもたちはカッパに着替え、そのままハイキングを続けます。少し疲れも見え始めた折り返し地点では、飴を一つ口にするとたちまち元気を取り戻し、再び前向きに歩き出す姿に、子どもたちらしいたくましさを感じました。
本来であれば、晴天のもと公園でお弁当を食べる予定でしたが、雨天のため予定を変更し、昼前にセミナーハウスへ戻ることになりました。雨の中のハイキングで少し冷えた体を温めるように、戻ってからは温かいお茶を飲みながらお弁当をいただきました。
午後は、セミナーハウス内でチームビルディングゲームを行いました。仲間と力を合わせて一つのことに取り組む中で、協力することの楽しさや、心を一つにする喜びを感じられる時間となりました。互いを信じながら活動する子どもたちの姿は、たくさんの笑顔を生み出していました。
この日の夕食は、山梨の名物である「ほうとう」でした。子どもたちはグループごとに協力しながら、ほうとうづくりに挑戦しました。生地を伸ばしては折りたたむ作業を何度も繰り返し、声を掛け合いながら一つひとつの工程を進めていきます。
途中では、ほうとうについての説明も聞きました。うどんの生地は小麦・水・塩を使って作られますが、山梨県は海のない県で、かつては塩がとても貴重だったため、ほうとうの生地には塩を使わないそうです。そのため、うどんに比べてグルテンが形成されにくく、ゆで時間も短くなるとのことでした。高校の家庭科で学ぶような内容ではありますが、子どもたちにとっては、実際に体験することで心に残る学びになったのではないかと思います。
自分たちで作ったほうとうの味は格別だったようで、どの班も残さず完食しました。仲間と協力して作り上げた一杯は、心も体も温まる、大満足の夕食となりました。
雨に見舞われる場面もありましたが、子どもたちは最後まで元気に二日目を終えることができました。この林間学校で子どもたちが何を感じ、何を心に刻んだのか。夜には、それぞれが思い思いに俳句を考え、はがきにしたためてご家庭へ送ります。ご家庭に届いたとき、保護者の皆様がこの二泊三日を振り返りながら、どのような会話を交わされるのか、今から楽しみです。

