6月の探究学習
1年生 「みんなの色で光る! 世界で1つだけのオリジナルペンライトを作ろう!」
子どもたちは、光とエネルギーの関係について学びながら、自分だけのペンライトづくりに挑戦しました。
事前学習では、昔の人々がろうそくの火から光を得ていたこと、そして現在のペンライトは電気エネルギーを光エネルギーに変えて発光していることを確認。コンサート会場で使われる制御型ペンライトの映像を見ると、会場いっぱいに広がる色の変化に、子どもたちから思わず「すごい!」という声があがります。
授業当日は、光の三原色についての実験からスタート。
青、緑、赤。
この三つの光を重ねると、何が起こるのか。
外部講師の先生が黒板に向けて懐中電灯の光を重ねると、白、黄色、空色へと色が変化していきます。目の前で起こる光の不思議に、子どもたちは身を乗り出して見入っていました。
そして、いよいよペンライトづくり。
カラーセロハンを切り、透明のボトルにホログラムグリッターやラメ、ビーズ、水を入れていきます。小さなボトルの口に材料を入れる作業は、思った以上に難しいものです。こぼれないように慎重に手を動かす子。友達に「こうすると入れやすいよ」と声をかける子。自分の作品を作りながら、自然と周りの友達にも目が向いていきます。
探究の学びは、実験だけで終わりません。
手を動かす。
考える。
試す。
友達と関わる。
その一つひとつが、子どもたちの学びを深くしていきます。
完成したペンライトを手に、最後は教室の電気を消して一斉に点灯。
暗くなった教室に、子どもたち一人ひとりの光が広がります。
同じ材料を使っていても、色も輝き方も少しずつ違う。まさに、世界に一つだけのペンライトです。
教室に広がった光を見た子どもたちからは、
「わあ、きれい!」
「家でも光らせたい!」
という声が次々に聞こえてきました。
最後には、光の三原色についてもう一度確認。楽しかった制作活動が、光の仕組みを実感する学びにつながります。
子どもたちの手の中で光ったペンライトは、ただの工作ではありません。
エネルギーの変化、光の性質、色の不思議、そして自分で作る喜び。
そのすべてが詰まった、小さな学びの光でした。
2年生 「七夕ギャラクシーボトルづくり」
七夕が近づいてきました。
今回の探究の授業では、「七夕」と「宇宙」をテーマに、夜空に広がる物語や星の世界について学びました。
事前学習では、七夕の由来や、織姫と彦星の物語について確認します。昔の人々は、夜空を見上げながら星と星をつなぎ、そこに物語を重ねてきました。子どもたちは、星座や七夕の物語が人々の想像力から生まれてきたことを知り、夜空への関心を少しずつ広げていきます。
授業当日は、学んだ内容を振り返った後、「七夕ギャラクシーボトルづくり」に挑戦しました。
透明な電球型のボトルの中に綿を入れ、絵の具を染み込ませながら、自分だけの宇宙や天の川を表現していきます。
青や水色で夜空を表す子。
紫やピンクで幻想的な銀河を描く子。
黄色を加えて、星の輝きを表現する子。
同じ材料を使っていても、できあがる世界は一人ひとり違います。色が混ざる瞬間に驚いたり、「本物の銀河みたい」「天の川に見える」と友達と見せ合ったりしながら、教室の中に小さな宇宙が次々と生まれていきました。
制作中の子どもたちは、ボトルをそっと回して色の広がり方を確かめたり、綿の量を調整したりしながら、自分なりに工夫を重ねていました。思い通りにいかないところも、少し手を加えると表情が変わる。そこに、探究の面白さがあります。
完成したギャラクシーボトルを高く掲げる子どもたち。
光に透かすと、色が重なり、星空のような奥行きが生まれます。
「きれい!」
「宇宙みたい!」
そんな声が、教室いっぱいに広がりました。
また、授業では、織姫がこと座のベガ、彦星がわし座のアルタイルであること、そしてベガ・アルタイル・デネブを結んでできる「夏の大三角」についても学びました。最後にはクイズにも挑戦。宇宙には数えきれないほどの星があること、青い星の方が赤い星よりも高温であることなど、新しい発見にも出会います。
探究の授業で大切にしているのは、知識を覚えることだけではありません。
知ったことをもとに、自分で考える。
感じたことを、自分なりに表現する。
友達の作品から、また新しい見方に出会う。
今回の活動は、七夕という季節の行事から、星や宇宙への関心を広げる時間となりました。
このあと、短冊に願い事を書き、学校の笹に飾る予定です。
子どもたちは、どのような願いを込めるのでしょうか。
夜空を見上げた時、七夕の物語や夏の大三角を思い出し、季節の行事や自然への関心をさらに広げていってほしいと思います。

