はつらつだより
はつらつだより
山中湖林間学校(3年~5年)2日目の様子
2025.05.13
昨日の天気とは打って変わり、今朝は爽やかで清々しい青空が広がり、気持ちのよい朝を迎えました。
朝礼時の体操では、担当の児童たちが準備から片付けまでを主体的に進め、声を掛け合いながらテンポよく隊形を整えて体をほぐしました。自分たちでやり切る経験が、自信につながっている様子がうかがえました。
2日目のメインプログラムは山登り。体調不良者もなく、全員がそれぞれの学年目標となる山頂を見事に踏破しました。
登山の行き道では、3年生から5年生を縦割りの班に編成して実施しています。本校では、普段は単独クラスでの活動が中心で、委員会以外で他学年と関わる機会はあまり多くありません。今回のような活動は、異学年交流の貴重な機会となりました。
登山中の急な段差では、4・5年生が3年生に手を差し伸べたり、「荷物持ってあげようか?」と声をかける姿も見られました。見ていて思わず胸が熱くなるような、温かな場面が随所にありました。高学年の児童たちには「見られている」という意識が芽生え、下級生たちには「こんなお兄さん・お姉さんになりたい」という憧れの気持ちが育まれていたように感じます。
子どもたち一人ひとりが、自分の役割を果たしながら仲間を思いやり、助け合う姿が印象的でした。
こうした思いやりやたくましさの積み重ねこそが、長年にわたって受け継がれてきた本校の良き伝統のひとつだと改めて実感しました。
最後は、みんなが楽しみにしていたキャンプファイヤーで一日を締めくくりました。
炎を囲んで歌をうたったり、ゲームを楽しんだりする中で、品川翔英生の絆が一層深まったように感じます。日中の達成感に包まれながら、笑顔あふれるひとときとなりました。