はつらつだより

はつらつだより
挑戦する児童たちの表彰
2025.12.10
信は力なりとは、信じることや自信、信念こそが、物事を成し遂げる大きな力になるという意味の言葉です。自分を信じる心や、目標を強く信じる気持ちは、困難に立ち向かう原動力となり、やがて努力を結果へと導きます。
きっとできる、という信念は行動を生み、自分を信じ続けることで、選んだ道を努力で正解にしていく力にも変わっていきます。強く願い、信じ続けることで現実を動かしていくことでしょう。
似た言葉に継続は力なりがありますが、信は力なりは、その継続を支える根底の思い、信じる心に光を当てています。自信が揺らぐとき、挑戦の途中で立ち止まりそうなとき、この言葉は、信じた力を行動につなげようと背中を押してくれます。
こうした考えは、日々の学びや挑戦にも深く関わっています。本校児童が「第71回青少年読書感想文全国コンクール」において東京都私学代表に選出されました。読書に向き合い、自らの言葉を磨き続けてきた姿勢が評価された成果です。

また、3年生の児童がニュージーランドで行われたU-10のアルペンスキーのレースに出場し、夏の限られた期間のみの参加でありながら複数のレースで金メダルを獲得しました。この結果、ニュージーランド全体のランキングで第3位という好成績を収めています。
表彰式では柴田校長よりインタビューが行われました。

柴田校長:試合ではどんなことを感じましたか。
児童:スタート前はとても緊張しますが、現地の友達が応援してくれるので頑張れます。
柴田校長:お友達とは何語で話すのですか。
児童:ほとんど英語で話しています。


柴田校長:レースが終わった後も緊張しますか。
児童:すぐに結果が出ないので、待っている時間も緊張します。

柴田校長からは、児童の頑張りに対して次のようなメッセージがありました。
「表彰された児童が特別なのではなく、皆さん一人ひとりの中に素晴らしいものがあります。」
また、ノーベル賞受賞者の北川先生の言葉として、「嫌いなことがあっても、自分の好きなことを突き詰めていくことで未来が広がる」という話が紹介されました。
「まずは好き嫌いをせず、さまざまなことに挑戦してみましょう。取り組む中で好きなことが見つかります。」と児童に向けてメッセージを送りました。

5・6年生の皆さんは、毎日勉強に取り組み、大変な時期を過ごしていることと思います。先日、品川翔英中学校では土曜日に入試体験会を実施し、約230名の受験生が模擬試験に参加しました。会場には緊張感がありながらも、一人ひとりが真剣に努力する姿が見られました。その姿と皆さんの頑張りが重なって見え、日々の取り組みを応援したい気持ちになりました。どうか健康に気をつけて、これからも努力を続けてください。という言葉で締め括られました。
