はつらつだより TOPICS

中高図書室との連携授業を実施しました

「先生、1冊だけではなくて4冊借りたいです。」
「1冊だけしか選べないなんて無理です。」
「今すぐ読んでもいいですか。」

 

そんな声が次々と聞こえてきました。お気に入りの一冊を見つけたときの表情は、どの子も実に生き生きとしていて、本との出会いに心を躍らせていることが伝わってきました。読書を始めると、ページをめくる手は止まらず、終わりの時間になっても本を閉じるのを惜しむ姿が印象的でした。

4年生の国語では、中学校・高等学校の図書室を活用し、司書による特別授業を実施しました。

今回の授業では、「本の魅力を伝える」というテーマのもと、POPの書き方や帯づくりについて学びました。児童たちは、言葉やデザインによって読み手の興味を引き出す工夫を知り、本を紹介することは単なる要約ではなく、自分が感じた魅力を相手に伝える表現活動であることを実感していました。

 

また、図書室の司書の仕事についてのお話も伺いました。本を整理・管理するだけでなく、一人ひとりの興味や発達段階に応じて本と人をつなぐ役割を担っていることを知り、児童たちは図書室という場所が多くの専門性によって支えられていることに気付くことができました。

今回の授業を通して、自分に合った本と出会う機会を改めて考えました。中高図書室には、小学校の図書室とはまた違った蔵書や空間があり、その豊かな環境が子どもたちの好奇心を刺激し、新たな本との出会いを生み出していたと思います。

小学校・中学校・高等学校が同じ学園の中で学ぶ本校では、学種を越えた連携によって、子どもたちが専門的な知見に触れる機会を大切にしています。今回の授業もその一つであり、司書という専門職との出会いを通して、本を「読む」だけでなく、「伝える」「つなげる」という新たな視点を得る貴重な学びとなりました。

中高との連携から子どもたちの可能性を広げる新たな発見を見出しました。