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小学校説明会を実施しました

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何を増やすかではなく、何を守るか

9月6日(日)、入学をご検討中の保護者の皆様を対象とする小学校説明会を開催しました。

説明会の前には、教職員全員で打ち合わせを行います。当日の役割分担を確認するだけの時間ではありません。この日は校長から、説明会で保護者の皆様に何を伝えるのかという話がありました。「2050年の社会を見据えながら、足元を固める。睡眠、運動、コミュニケーションという、子どもたちが将来を生き抜くための基盤の基盤を大切にしてほしい。読み書きそろばんは、どの学校でも教える。やっていることは同じでも、その向こう側に何を見ているかが違う。その思いを日々の中で示していく」。

校長は教職員に、こうも語りました。「これから教育は大きく変わる。普通なら、今やっていることを変えるのを嫌がるかもしれない。しかし本校の先生たちは違う。今の本校の最大の武器はこのスタッフです」。子どもたちの将来をどう支援するかが私たちの職業であり、スチューデントファースト、スチューデントセンターを貫く。そのためにこそ、教育機関の一番の投資は人への投資であり、先生たちが力を発揮できる環境を整えていく。校長はそう続けました。

説明会では、校長が2050年の社会について話しました。今5歳、6歳のお子さんが30歳前後を迎える頃、AIが人間の仕事の多くを担い、日本の人口は1億人を割ると予測されています。同時通訳がほぼ時差なく実現し、語学の学び方そのものが変わっていく。こうした未来を前に、偏差値だけを頼りに進路を選ぶことの危うさを、首都圏の中学受験者数と難関大学の定員という現実の数字を示しながら説明しました。

一方で、変わらないものがあります。人にはさまざまな知能があり、それぞれの子どもがどの知能を掛け合わせて生きていくかを、保護者の皆様とともに見ていきたいと話しました。「私たちは妥協なく高い水準で要求する厳しさと、深い心理的安全性と優しさの両方を持って、子どもたちの前に立つ」。人のお子さんを預かることの重さを、教職員全員が理解している。その姿勢を、校長ははっきりと言葉にしました。

そして、今この時期に家庭で大切にしていただきたいこととして、睡眠、運動、遊び、対話を挙げました。先取り学習を増やす前に、子どもが伸びる土台を守れているか。就寝前に「今日何をしたの」「何ができたの」「明日はどうしようか」と語り合う。それだけで、子どもの内側は育っていく。話は次の言葉で結ばれました。「何を増やすかではなく、何を守るか。睡眠を守る。遊びを守る。対話を守る。失敗してもやり直せる安心感を守る。小学校受験は、成長の通過点に過ぎません」。

説明会終了後、教職員の振り返りを行いました。校長は「本校の先生方は本当に愛情あふれる方々です。この良さが損なわれないように守っていくことが、私の仕事です」と話しました。教育の成果はすぐには表れません。1年、2年、3年と、みんなで力を合わせて粘り、良い環境を子どもたちと保護者の皆様に提供し続ける。「今日が終わればいい」ではなく、明日に向けて楽しく話し合いながら、児童のための教育を実現する職場でありたい。失敗の責任は私が取るから、見て見ぬふりをせずにチャレンジしてほしい。そう語る校長の言葉に、教職員一同うなずいていました。

本日ご参加いただいた保護者の皆様、ありがとうございました。品川翔英小学校は、このような思いで日々の教育に取り組んでいます。