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修学旅行 最終日

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3日目 感謝を言葉にし、徳島の伝統文化にふれました

修学旅行3日目。最終日の朝は、昨日より30分早い起床から始まりました。子どもたちは、まず部屋の整理整頓と出発準備に取りかかりました。荷物をまとめ、使った部屋を整えることも、宿泊行事の大切な学びの一つです。

朝食会場に集まった子どもたちは、今朝も元気いっぱい。にぎやかな食事の時間を過ごした後、お世話になったホテルの方へ、食事への感謝をしっかりと伝えました。

退館式では、ホテルの方から心に残るお話をいただきました。

朝食の片付けをしていると、箸袋に「3日間ありがとうございました」と書かれたメッセージがあったそうです。その言葉に、ホテルの方の心がとても温かくなったとのことでした。

前日に児童から「お仕事のやりがいは何ですか」と質問がありました。ホテルの方は、その問いに重ねるように、「こうして泊まってくださった方から感謝の言葉をいただけることが、何よりのやりがいです」と話してくださいました。

そして、「きっと皆さんのお父さん、お母さんも、仕事から帰ったときに、皆さんから『ありがとう』や『ごちそうさま』という言葉をもらうことで、また頑張ろうと思えるのだと思います。そうした言葉をきちんと伝えられる人でいてください」と、子どもたちへ温かな言葉をかけてくださいました。

子どもたちは、その言葉にぐっと引き込まれるように耳を傾けます。お世話になった方に感謝を伝えること。日常の中でも「ありがとう」を言葉にすること。最終日の朝に、修学旅行の大切な学びがまた一つ増えました。

本日の学びは、徳島県の伝統文化である藍染め体験です。徳島の藍染めは、江戸時代から続く伝統的な文化の一つです。子どもたちは、教えていただいた5つの技法の中から自分で方法を選び、バンダナづくりに挑戦します。

同じ技法を選んでも、染まり方や模様の出方は一人ひとり違います。全く同じものは二つとしてできない、まさに一期一会の体験です。染料の少し独特なにおいを感じながら、自分の手で布を染めていく時間。完成したバンダナは、子どもたちにとって自分だけの宝ものになります。

徳島での最後の食事は、海鮮丼です。二泊三日の修学旅行では、その土地ならではのおいしいものをたくさんいただきました。

食事の後は、空港でお土産を選びます。予算は一人3,000円。子どもたちは金額を計算しながら、何を買うかをじっくり考えます。バスガイドさんに教えていただいたお土産は少し高価で、買うと他のものが買えなくなってしまいます。誰に買うのか、何を選べば喜んでもらえるのか。悩みながら選ぶ時間にも、子どもたちらしいやさしさがありました。

帰りの飛行機には少し遅れがありましたが、航空会社の方から温かなメッセージをいただき、最後まで穏やかに過ごすことができました。そして、無事に羽田空港へ到着。子どもたちは家族のもとへ帰っていきます。

今夜はきっと、ご家庭で二泊三日のお土産話に花が咲くことでしょう。たくさん学び、たくさん笑い、少し大きくなった子どもたちを笑顔でご家庭へお返しできたことを、私たち教職員もうれしく思います。